診療方針
POLICY
一般歯科です
当院は、歯科いわゆる一般歯科の歯科医院です。
矯正治療や大きな骨折などの外傷・腫瘍などの治療は、専門の先生をご紹介しています。
一般の歯科ですから、子供から大人まで、どの世代の方の治療も行います。言い換えるとすべての方を歯科専門に診るのが仕事です。そして、治療の最終目標は、ご本人と我々が、ケアとメンテナンスをすることで、以後再治療を必要としないようになっていただくことです。
予防について
虫歯も歯周病も原因はプラークと呼ばれる細菌です。口の中には常在菌と呼ばれる細菌が必ず存在し、それをゼロにすることはできません。
当院の予防に対する考え方は、
< 1次予防 >
むし歯にしないこと、歯周病にしないこと。より健康になっていただくこと。
< 2次予防 >
早期に疾患を発見して必要な治療をする、同時に再度1次予防に戻れるような指導を行うこと。
< 3次予防 >
機能の回復(リハビリテーション)。例えば入れ歯やブリッジを装着する、歯周病の手術をする、そして1次予防に戻れるよう指導を行うことです。
再治療無く、ケアとメンテナンスで過ごすことができるようにすることが目標です。
二大歯科疾患
虫歯も歯周病も、生活習慣病の一面を持っていると思っています。
歯は、その形が遺伝的に決まると言われ、顎は、遺伝と環境要因で大きさが決まるようです。歯と顎の大きさのバランスが歯並びに大きな影響を与え、歯並びが、虫歯や歯周病に大きく影響を及ぼします。個々の歯の形も、虫歯になりやすかったり、歯周病になりやすかったり、逆になりにくかったりといったことに関わってきます。
なぜ虫歯になったのか!?なぜ歯周病になったのか!?そこには生活習慣・食習慣が大きく関わっています。そのことを本人が理解し改善できなければ、いつまでたっても同じ失敗を繰り返し、再発してしまいます。当院では、そういった生活習慣の、改善を含めたサポートをさせていただいてます。
歯磨き???
なぜ、何のために歯を磨くのでしょう?歯を磨けば虫歯は防ぐことができると信じて疑わない方がいますが、本当でしょうか?虫歯の研究で有名な先生が、極論ではありますが『むし歯に歯磨きは関係ない』とお話しされていたのを聞いたことがあります。けれども、歯磨きと歯周病は非常に関係が深いことも知られています。「歯を磨いている」ことと「歯が磨けている、きれいになっている」こととは決してイコールではありません。自分の弱点を知り、解決していくことが重要になります。当院では、そのお手伝いをしています。
歯の機能と美しさ
歯は、咀嚼・発音などの役割を果たすと共に、審美的な側面も併せ持っています。前歯は特に審美的な役割が大きく、美しくあるべきだと思います。また、奥歯は見た目よりも咀嚼、咬むことが重要だと考えます。そのため、いずれかの役割を重視して治療するケースもあります。治療する上で、可能な限り歯は残すようにしていますが、何の役割も果たすことができなくなった、または残すことで逆に周りの歯に悪影響を及ぼすような場合は、抜かざるを得ないこともあります。
費用について
歯の治療は、基本的にすべて保険内で行います。もちろん保険での制約がありますから、満足が得られない場合は、よく話し合ったうえで保険の効かない治療を選択することもあります。当院で行う保険外治療に該当するものとしては、メタルボンド、オールセラミクス、ノンクラスプデンチャー、ホワイトニング、インプラントなどがあります。
[ 主な保険外治療費 ]